わたしが「ライフスタイルリフォームアドバイザー(LSRA)」の取得に挑戦したのは2018年のことでした。
素人でも受かるのか不安でしたが……無事合格! そこでこの記事では、わたしの実体験をもとに試験の難易度や流れについてご紹介します。
ライフスタイルリフォームアドバイザー(LSRA)について
ライフスタイルリフォームアドバイザーとは
ライフスタイルリフォームアドバイザーとは、2016年一般社団法人・輸入住宅産業協会によって新設された民間資格のこと。
リフォームやマーケティングに焦点を当てた資格となっており、住まいやリフォームに関心のある人なら誰でも受験できます。
ライフスタイルリフォームアドバイザー(LSRA)は、まだまだマイナーな資格。
ではあるものの2018年3月、わたしも資格試験に合格しました。
ライフスタイルリフォームアドバイザーは「LPS ライフスタイルプランナー」の姉妹資格
ライフスタイルリフォームアドバイザーは、既にある「LPS(ライフスタイルプランナー)」の姉妹資格という位置付け。
「輸入住宅でのリフォーム&リノベーション分野のニーズ開拓、提案に特化したもの」という内容でもあります。
一般社団法人・輸入住宅産業協会が認定する、リフォーム市場に期待される新たな人材を育成する資格制度。
これからのリフォーム市場に欠かせない専門性を持ったマーケティングが実施でき、性能や機能だけでなく、ライフスタイルやインテリアから始まる豊かな暮らし方を提案できる人材が求められています。
既存住宅の流通からリフォームに欠かせない設備、コンサルティングやプレゼンテーションなど、リフォームアドバイザーに欠かせない基礎知識が学べるカリキュラムが構成されています。
ライフスタイルリフォームアドバイザーは何に役立つ?
この資格があれば○○できるというものではなく……取得して得することがあるの? と聞かれると、わたしも回答に困ってしまうのが実情。
既に住宅業界で働いている方が、研修やセミナーの一環として取得しているような気もします。
しかしながら「取っておいて損はない」と思います。
ライフスタイルリフォームアドバイザーの試験の流れと難易度
ここからは、ライフスタイルリフォームアドバイザーの受験申込みから試験までの流れを3つに分けて解説します。
1. 受験申込みから試験日まで
受験申込みをすると数日後に、下記の2つが自宅に届きます。
後述しますが、試験前はこの2つを使って予習します。
- ライフスタイルリフォームアドバイザー(テキスト)
- LSリフォームアドバイザー資格模擬試験問題集
2. 試験当日
試験は1日で終了。
はじめに4時間の講座があり、そのあとに筆記試験が行われます。
- 受験対策講座(約4時間)
- 試験(約1時間)マークシート25問と400文字の小論文
3. 試験の難易度
難易度は「簡単」。
事前に送られてくる「LSリフォームアドバイザー資格模擬試験問題集」には回答が載っていませんが、輸入住宅産業協会のサイトで閲覧可能な「ライフスタイルプランナーハンドブック」を読み込めば答え合わせが可能です。
※現在は閲覧できないようです(2022年5月時点)
試験対策|事前に3時間の予習をすれば大丈夫
わたしの場合ですが、受験を申し込んだのが試験日1週間前だったため、テキストが届いたのは試験のほぼ直前。
前述の通り、回答のない問題集を解いたあと、ライフスタイルプランナーハンドブックを閲覧しつつ、回答であろう箇所を読み込んで、分からないところはメモをしておきました。
試験当日は4時間の講座で復習
試験の前に行われる約4時間の講座は、事前に配布される「LSリフォームアドバイザー資格模擬試験問題集」を元に進められます。
事前に勉強していなくても、この講座をしっかり聞いておけば、おそらく大丈夫です。
実際に受験して思うこと
リフォームやリノベーションに興味のある方であれば誰でも合格できそうな資格ですが、トライしてよかったと思っています。
何より、4時間の講座が面白かった!
講師の方(設計士をされている方)の説明は、ド素人のわたしにも分かりやすい内容でとても勉強になりました。
ライフスタイルリフォームアドバイザーまとめ
受験後の自己採点でミスは1問だけだったため、受かるはずと思ってはいましたが「おめでとうございます」の通知を見たときは、やはり嬉しかったです。
まだまだ小さな一歩ですが、これからはブログを書くだけでなく、活動の場を少しづつ広げていきたいと思っています。