「インテリアから見る暮らしのカタチ。暮らしかたに学ぶリノベ術」をヨコヤムヤムが紐解いていくインタビュー企画。今回は『ギリギリのマンションリノベ暮らし』を運営する、福岡在住のギリギリスさんにお話を伺いました。
ギリギリスさんについて
頭金なしで格安リノベーションに挑戦
リノベーションを決めた理由
リノベーションのテーマ
リノベーションの施工会社
間取りのビフォーアフター
Before → After
ギリギリスさんは、部屋の全てを解体するスケルトンリフォーム(フルリノベーション)ではなく、場所を絞ってリノベーションされています。
もともとはなかった土間の追加やクローゼットの拡張をはじめ、洗面スペースの配置やリビングに設けた畳スペースなど、生活動線と密接する場所を細やかに改修されています。
物件の広さとリノベーション予算
- 66平米・約700万円(物件価格約1,500万円)
リノベーションした家のココが好き
お気入り1. 土間
Before → After
こちらの画像は、もともとあった下駄箱を撤去し、壁を壊して洋室の一部を土間にされた後の様子です。
土間はリノベーションのなかでも人気の間取りですもんね!靴だけでなく自転車やキャンプ道具などの収納にも役立つため、あると便利なスペースだと思います。
土間をベランダ側に設ける方も多いですが、玄関に窓があるマンションであれば動線的にはここが一番だと感じます。
お気入り2. フラットな畳
Before → After
子供が走り回るようになってきたため、小上がり和室にしなくて正解でした。小上がりにしていたら、今頃は毎回こけないか心配になっていたと思います。
洋室の中に畳があると、自然とゾーニングされ空間にメリハリが出ますよね!琉球畳を採用された点や、ナチュラルな色味もまたアクセントになっています。
リノベーションした家のココが嫌い
洗面ボウルに直接ものを置くよりも、棚板があるほうが何かと便利で掃除も楽!
手が当たって困る……という点はさて置き(笑)L字で造作された洗面台や室内窓のあるアクセントクロスは「真似したい」と思う方が多いアイデアだと思います。
66平米の格安リノベーションまとめ
こちらはリビングから見たキッチンのお写真です。
ギリギリスさんが「これが無ければ」と仰るブラックの柱はPS(パイプスペース)です。
PSを移動させるのは不可能ですが、こうして見ると黒が空間に映えていると思います。
玄関へと続くドアの色味、キッチン背面のタイルや戸棚など、素材や色味に変化のある空間はリノベーションならでは!
また「格安リノベ」をテーマにされたギリギリスさんは、ご自身のブログで「我が家のリノベーションは地味」と仰いますが、決してそんなことはありません。
この記事をご覧になった方も、そう思いませんか?
偉そうな言い方になってしまいますが、とても賢く改修されているとわたしは思います。
なお、ギリギリスさんのブログには「住宅ローンに失敗した」という赤裸々でリアルな実体験も書かれています。これは何とも貴重なお話!
家づくりはつい、間取りや事例に目が行きがちですが、失敗談から学べることもたくさんあります。これからマンションリノベーションをお考えの方はぜひ、ギリギリスさんのブログもご覧ください。
ギリギリスさんのブログ
ギリギリのマンションリノベ暮らし
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