ライオンズマンションといえば、供給戸数34万戸以上という言わずと知れたマンションブランドですよね。
そんなライオンズマンションのシンボルといえばライオン像!この記事では、バリエーション豊かな全国のライオン像について掘り下げます。
ライオンズマンションのライオン像は地域ごとに違う
ライオンズマンションの入口に、居たり居なかったりするあのライオン。みなさんも一度は見たことがあると思います。
一頭のライオンが鎮座するマンションや、親子のライオン像がお出迎えするマンション、あるいはライオン像が置かれていないマンションなど、パターンはさまざま。
しかしライオンは、はじめから居たわけではありません。
マンションの発売当時ライオン像は置かれていなかった
「当時のマンション価格が700~800万円なのに対し、ライオン像は300万円。提案は見送りになり、名前だけが採用になった」
ライオンズマンションが発売されたのは1968年で、ライオン像が初めて登場したのは、9年後の1977年だそう。
マンションの発売と同時にライオンを設置できなかった理由には「お金の問題」があったようです。
ライオン像にルールなし!地域によって異なる理由
1977年、初めてライオン像が置かれたのは、名古屋にある「ライオンズマンション唐山」でした。以降、東北、大阪、広島、九州、首都圏と設置の流れが拡大したといいます。
これによって「地域ごとに異なるライオン像」が生まれていきました。
「名古屋ではエントランスにライオン像があるほうが物件の売れ行きが良かった」と何かの記事で目にしたこともあります。
「像」ではなくウォールオブジェなライオンもある
わたしたち夫婦は、2016年に中古のライオンズマンションを購入しました。
戸数が少ない小規模マンションのせいか、わたしたちのマンションには、プレート型のライオンがエントランスの壁に飾られています。
「像」ではなく「ウォールオブジェ」な点に驚きましたが、このバーションには果たしてどんな意味があるのでしょうか。
ライオン像は「お座り」「伏せ」「伏せ親子」の3種類
3種類あるライオンズマンションのライオン像
- お座りタイプ
- 伏せタイプ
- 伏せ親子タイプ
分譲マンションを購入するまでは、全く気にもしなかったライオン像でしたが、いざライオンズマンションに住み始めた途端、気になりだし……。
なんでこんな違いがあるのか聞いてみたところ、「全国各エリアの特性を生かして、地域に親しまれるライオン像を作ろう」という思いがあったらしい。
ライオンズマンションのライオン像は東海地方が超かわいいという記事によると、ライオンの銅像は大きく分けて3つのタイプに分かれるそうです。
沖縄のライオンズマンションにはライオンがいない
ライオン像についてリーサチを進めていると「沖縄のライオンズマンションにはライオンがいない」という記事に目が留まり……
2019年、実際に沖縄へ行ってみたところ、沖縄のライオンズマンションには確かにシーサーが鎮座!
「ライオンがいない」というは本当でした。
ライオン像は2011年にデザイン統一
「設置に関するルールはない」と前述しましたが、現在のライオン像はデザインが統一されています。
ライオン像で物件を選ぶ訳ではないですが、地域やマンションの規模によって違っていたことを思うと、なんだか残念に感じてしまいます。
ライオンズマンションのライオン像まとめ
ライオン像のデザインが統一されたことで、2010年までに造られたライオン像は今後より貴重なものになるかもしれません。
あなたの街にも「レアライオン」がいないか、散歩しがてらぜひ探してみてください。
そしていつか「マツコの知らないライオン像の世界」を見てみたいとも思う今日この頃です。
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