リビングの床を無垢にする方が増えている一方で「キッチンは迷う」とお悩みの方は少なくありません。
キッチンの床について迷う方は、ぜひ参考にしてください。
ナラ(オーク)の無垢材を採用した我が家のキッチン
住み始めて8年目を迎えますが、傷や汚れはほとんどありません。
また「無垢の床はすぐに痛みそう」というイメージがあったものの、今は「そんなことはない」と実感しています。
キッチンを無垢床にした理由
理由
- リビングにも無垢材を使ったから
- 裸足で歩けるようにしたいから
我が家では、キッチンと同様にリビングと玄関にもナラの無垢材を使っています。
そもそも我が家のキッチンはコンパクトですし、
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結論!キッチンの床は無垢フローリングでも問題ない
フルリノベーションを機にキッチンの床を無垢にした我が家では、入居8年目を迎える今も、
- 油や水によるシミがない
- 日焼けもない
という状態です。
無垢フローリングは水と油に耐えられるのか?という疑問について
わたしも当初は不安でした……!
しかし、実際のところは全く問題ありません。
キッチンを無垢床にして後悔する人としない人の違い
以下のとおり、無垢材と合板には加工の有無に違いがあります。
- 無垢:100%天然の木
- 合板:複数の合板を接着剤で張りあわせたもの
それぞれのメリット・デメリットを次項でまとめていますので、
無垢材のメリット・デメリット
メリット
- 調湿機能がある
- 肌触りがやわらかい
- 経年変化を楽しめる
デメリット
- 反りや割れが発生しやすい
- 傷や汚れがつきやすい
- 合板よりも高価
その半面、施工には技術とコストがかかりますし、メンテナンスが必要な点はデメリットといえます。
合板のメリット・デメリット
メリット
- 傷や汚れに強い
- 無垢材よりも安価
デメリット
- 踏み心地は無垢材に劣る
- 自然の風合いは出にくい
合板は、無垢材に比べコストを抑えられるだけでなく、傷や汚れがつきにくいです。
キッチンを無垢床にしたときの注意点
キッチンを無垢床にしたときの注意点は、たったの一つだけです。
当たり前といえばそれまでですが、キッチンにマットを敷いていない場合は特に直ぐに拭き取るのが重要です。
我が家の工夫1. 手拭きタオルを壁側にかける
しかし我が家では、ご覧のとおり「壁側」にかけています。
シンクの手前にタオルをかけると、手を拭く度に水が床に跳ねてしまいますが、壁側であれば跳ねることはありません。
我が家の工夫2. 棚受け金具を生かしてタオルバーをDIY
シンク側に飾り棚があるお宅であれば、棚受けをぜひ活用してみてください!
「丸棒」を棚受けに渡すだけで一本のバーができ上がるので、そこにタオルをかけられます。
タオルバーの作り方
- ヴィンテージワックスを使って丸棒を塗装
- 目玉クリップを使って丸棒を固定
ごらんのとおり、バーがあればタオル以外にもあれこれ掛けられて便利です。
目玉クリップを使うと、キッチンペーパーも設置できます。
キッチンを無垢床にしたときのお手入れ方法
キッチンに限らず、床に無垢材を使ったときは木の表面にワックスをかけたり、木と木の間の隙間掃除が必要です。
ここでは、ズラボの方でもできる簡単な方法をご紹介します。
お手入れ1. 爪楊枝で隙間のゴミや埃を掻き出す
手順
- 爪楊枝で隙間のゴミを掻き出す
- 搔き出したゴミを掃除機で吸い取る
そもそも無垢木は、室内の温度や湿気に応じて木が収縮するため、乾燥しやすい時期(=つまり冬)になると隙間が生まれます。
そこで役に立つのが「爪楊枝」です!
やり方は簡単。ひたすら隙間のゴミを掻き出すのみです。
お手入れ2. 床拭きにワックスシートを使う
わたしは週に一度、アウロのワックスシートを使って無垢床を拭いています。
汚れが気になるときは、一度水拭きしてからシートを使うと効果的!
キッチンを無垢床にすると後悔する?まとめ
繰り返しになりますが、キッチンの床を無垢フローリングにしても、うまく付きあうコツさえ掴めば特に問題はありません。
「見た目」「木の風合い」「触り心地」のどれを取っても、合板にはない良さを感じられるはずです。
「無垢木の良さを味わいたい」と思う方はぜひ、思い切って無垢フローリングにしてみてはいかがでしょうか。
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