
我が家の玄関は、フルリノベーションを機に扉のないオープンラックを採用しました。
そこでこの記事では、下駄箱をオープンにするメリット・デメリットをお伝えします。扉のない下駄箱での収納方法もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
下駄箱をオープン(扉なし)にするメリット

オープンラックにした我が家の玄関です
メリット
- 靴を出し入れしやすい
- 湿気がたまらず通気性が良い
下駄箱をオープンにするメリットとして、主にこの2つがあります。次項で詳しく見ていきましょう!
靴を出し入れしやすい

扉を開け閉めする一手間がないぶん、片手でスムーズに出し入れできて便利です。
扉の開け閉めを考えると「下駄箱の前にものを置けない」ということもありますが、オープンにしておけばその心配はありません。
湿気がたまらず通気性が良い
玄関は湿気がたまりやすい場所です。そのため、下駄箱に扉かあるとなかなか湿気が逃げず「カビが生えて困る」という人も少なくありません。
その点、オープンラックであれば通気性が良く、除湿剤を置かなくて済むという利点もあります。
下駄箱をオープン(扉なし)にするデメリット
デメリット
- 埃をかぶりやすい
- 丸見えになるので整理整頓が必須
下駄箱をオープンにするメリットがある一方で、デメリットも存在します。
埃をかぶりやすい
玄関は、家の中でも特に埃が舞い上がりやすい場所のため、下駄箱に扉がないと靴に埃が溜まりやすくなってしまいます。放っておくと見た目にも悪いです。

埃が気になるときにサッと掃除できるよう、手に取りやすい場所に置いておけば、それほど手間にも感じません。
丸見えになるので整理整頓が必須
家族が多ければ当然、靴も多くなります。オープンラックは、置いたものが全て丸見えになるので、整理整頓が苦手な方には向きません。
また、収納スペース以上に靴が多い場合は、靴の置き方や収納方法にも工夫が必要です。
ちなみに我が家では、後述する「Anaheim Archive Box(アナハイムアーカイブボックス)」を使って靴を整理しています。
よくある疑問!下駄箱をオープンにしても匂いは気にならない
「下駄箱をオープンにすると匂いが気になるのでは?」と不安を覚えるかもしれませんが、換気と乾燥を心がければ嫌な匂いは抑えられます。
1. 湿気がたまらないようにする
玄関に匂いが発生するのは、空気がよどんで菌が繁殖するからです。

2. 濡れた靴は必ず乾燥させる
雨や雪で靴が濡れたときや、蒸れが気になるときは、必ず乾燥をさせています。靴用の消臭スプーレも効果的です。
扉なしの下駄箱にあると便利なアナハイムアーカイブボックス

出典:楽天

棚板の長さ・奥行・段数によって収納力は変わりますが、現在33足を収納しています。
一段づつ、それぞれの棚に靴を置くだけの簡単収納ではありますが、靴が多い場合はスペースが不足しがちです。
扉があれば、突っ張り棒やシューズラックで工夫できるものの、見せる収納となるとそれでは見た目がイマイチですよね?

アナハイムアーカイブボックスの特徴

出典:WEBO
特徴
- シンプルなヴィジュアルでおしゃれ
- 組立てが簡単
- 蓋をすれば埃を防げる
- スタッキングOK
- A4ファイルが収まるサイズなので他の収納にも使える
アナハイムアーカイブボックスはもともと、スニーカーを入れるために作られた収納ボックスです。そのため「バンカーズボックス」のような商品展開(サイズ展開)がありません。
もちろん、玄関以外の場所でアナハイムアーカイブボックスを使うことは可能ですが、収納できるものが限られてしまう点には、注意が必要です。
アナハイムアーカイブボックスとバンカーズボックスのサイズを比較

バンカーズボックス

当初は「靴収納もバンカーズで良いのでは?」と思いましたが、答えはNO。その理由は、サイズと置き方の違いにあります。
まずは、バンカーズとアナハイムアーカイブボックスのサイズで比較してみました。
「バンカーズボックス703」では大き過ぎるので、ハーフサイズの「743」で比較します。
バンカーズボックスのほうが幅も奥行きも大きい
左がアナハイム、右がバンカーズ
サイズの違い
- アナハイム:組立内寸法 W220×D320×H120 mm/組立外寸法 W230×D3300×H110
- バンカーズ:組立内寸法 W330×D380×H120 mm/組立外寸法 W345×D410×H130
縦置きするならアナハイムアーカイブボックスがベスト
バンカーズボックスのほうが、幅11cmそして奥行きも6cm大きい作りですが、蓋の作りが浅いため「縦置き」には向きません。
我が家は、棚板の奥行が29cmなので、バンカーズボックスだと11cmほど棚板から飛び出てしまいます。
「棚からはみ出すのはかっこ悪い」という理由でアナハイムアーカイブボックスを採用していますが、下駄箱のサイズに応じてあうほうを選べば問題ないと思います。
靴の収納箱アナハイムアーカイブボックスの使い方
ここからは、アナハイムアーカイブボックスを使った我が家の靴収納をご紹介します。
横置きよりも縦置きのほうが取り出しやすい

アナハイムアーカイブボックスは縦置きがおすすめです
アナハイムアーカイブボックスは、横置き縦置きどちらもOKですが、横置きでスタッキングすると出し入れが大変です。

また、履く回数の少ない靴を収納したり、衣替え用にアナハイムアーカイブボックスを使うのもおすすめです。女性用の靴であれば、2足入る場合もあります。
※男性用は不可
100均の折りたたみコンテナを併用すると便利

オリーブのコンテナボックスはダイソーで購入したもの
アナハイムアーカイブボックスと同様に、我が家ではダイソーの折りたたみコンテナ(Mサイズ)も使っています。
Mサイズのコンテナでは、24cm前後の靴しか入らないので、心配な方はLサイズをチョイスしてください。
棚板の奥行きにもよりますが、我が家はギリギリ2段重ねできるため、ローファーなどをコンテナに収納しています。
下駄箱をオープンにした我が家の例まとめ
棚板に収まりきらない靴は、たたき(土間)に置いておく方法もありますが、わたしはどうもそれができません。
たたきは常にすっきりさせておくほうが、見た目にも風水的にも良いとされているからです。
「オープン下駄箱をおしゃれにみせたい」「靴収納をなんとかしたい」という方はぜひ、アナハイムアーカイブボックスを使って整理整頓してみてください。
こちらの記事もあわせてどうぞ
-
バンカーズボックスは引き出しが便利!でもスタッキングには不向き
重ねて使えるフェローズ社のロングセラーアイテム「バンカーズボックス」。わたしも長年愛用していますが、スタッキングには不向きかもしれません……。そこで考えたのが引き出し(ファイルキューブ)を使ってオープンラックに置くという方法です。
続きを見る
-
足場板をインテリアに!古材の活用方法と我が家の例
「足場板を使ったインテリアを見てみたい」「使ってみたい」とお考えの方に向けて、具体的な活用術をご紹介します。フルリノベーションを機に、インテリアの一つとして足場板を採用した我が家の例もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
続きを見る
-
アメリカ生まれのスチールロッカーがおしゃれ!LYONの活用法を紹介
スチールロッカーのパイオニアとして知られるアメリカ生まれのLYON(リオン)この記事ではおしゃれなスチールロッカーの魅力と活用法をまとめています。くわえてBISLEY(ビスレー)やESSEN(エッセン)などのおすすめロッカーブランドもご紹介します。
続きを見る