我が家では、数年前からバルミューダのオーブンレンジを使っていますが、結論からお伝えすると「少し後悔」しています。
この記事でその理由をまとめていますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
バルミューダのオーブンレンジ(電子レンジ)は後悔するかもしれない
我が家は以前まで「回る電子レンジ」を使っていました。
決して高スペックなレンジではなかったものの、加熱ムラがなく、16年ものあいだ故障が一度もなかった優秀家電です。
理由1. バルミューダの電子レンジは回らない
電子レンジには「回るタイプ」と「回らないタイプ」があり、バルミューダは回りません。回らないレンジは、一度に多くのものを温めたい人や、温度を細かく設定したい人に向いています。
しかしながら、使いこなすまでは食品ごとに温度や時間を確認しなければならず、手間です。
レンジの豆知識
回らないタイプのメリット・デメリット
- 掃除しやすい
- 加熱ムラがある(製品によって性能が異なる)
- 価格が高い
回らないレンジは「スターラー方式」または「フラットテーブル式」といい、マイクロ波をかき混ぜる仕組みになっています。
電子レンジ内に金属羽を設置し、回転させることによってマイクロ波をかき混ぜ、食品全体に電波を当てて均一に温めるようにしています。
※羽は目視で確認できません
回るタイプのメリット・デメリット
- 安価
- 加熱ムラが少ない
- ターンテーブルに収まらないものは加熱ムラがある
回るレンジは「ターンテーブル方式」といい、電子レンジ内で食品を回すことによって均一にマイクロ波を当て、加熱ムラを軽減するようにした電子レンジを指します。
理由2. バルミューダの電子レンジは加熱ムラがある
繰り返しになりますが、バルミューダの電子レンジには加熱ムラがあります。回らない電子レンジ全てに加熱ムラがあるわけではないものの、バルミューダはイマイチです。
例えば、冷凍した白米をはじめて解凍したとき、中心部分が温まっていませんでした。
理由3. 本体価格が高い
回らない電子レンジは、回るタイプに比べ価格が高いです。
例えば、バルミューダと比較検討される「シャープRE-SD18A」の価格は約¥37,250(楽天調べ)ですが、バルミューダは¥56,500(楽天調べ)です。
※2024年9月
バルミューダのオーブンレンジの口コミ・評判
高評価に多い口コミ | 低評価に多い口コミ |
デザインが良い | 加熱ムラがある |
音が楽しい | 数年で壊れる |
楽天には多くの口コミがありますが、簡単にまとめたのがこちらです。「数年で壊れる」という口コミには不安を抱くものの、やはり「他社にはないデザイン」という点が決め手になる方も少なくありません。
高評価の口コミ
届いて早速クッキーを焼きましたが焼きムラがありましたので、オーブン機能を使う時は途中で天板の前後を入れ替える必要がありそうです。
低評価の口コミ
デザインで騙されて、三年以内に買い換えてらほしいので商品は改善しない。
サポートセンターに確認したら修理代が26000円ということなので、国内大手メーカーの同じようなデザインのオープンレンジに買い替えました。
引用:楽天
バルミューダのオーブンレンジを買った理由
「数年で壊れるのはちょっと……」と思いながらも、わたしが購入した理由は2つあります。デザインは期待通りで、実際に使ってみると「音」も楽しいです。
理由1. デザイン性が高くステンレスがあるから
キッチンに置く家電は、多くの場合「丸見え」ですよね?
長年使うものなので、少しでも気分が上がる家電のほうが満足度は高いです。その点、バルミューダのデザインは100点満点!
我が家のように「周辺家具にあわせてステンレスで揃えたい」という方にも向いています。
理由2. 音が良いと評判だったから
一般的な電子レンジは、どれも似たり寄ったりな操作音で、こだわりがありません。
しかし、バルミューダは違います。
些細なことですが、デザイン同様「気分が上がる」という点で、意外と大切なポイントのように感じます。
バルミューダのオーブンレンジの良し悪しまとめ
バルミューダをおすすめできる人
バルミューダをおすすめできる人
- デザイン重視の人
- 最低限の機能が使えればいい人
- 家電をバルミューダで統一したい人
デザイン性に惚れて、バルミューダを購入した我が家!加熱ムラがある点は残念ですが、温めたいものの位置変更や時間調整で対策できています。
口コミにもあるとおり「デザインを重視をしたい人」「最低限の機能があればいい人」は概ね満足できる家電です。反対に「安く買いたい」「スペック重視」という人には向きません。
バルミューダを買うかどうか迷う方の参考になれば幸いです!
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