リビングの照明を考えるにあたり「電球色だと後悔する?」「電球色と昼白色を混ぜたほうが良い?」と悩む方は少なくありません。
そこでこの記事では、電球色のメリット・デメリット、そして実際にリビングを電球色にしたわたしの体験談をお伝えします。「電球色にして問題ないか」と気になる方は、ぜひ参考にしてください。
自宅のリビングを電球色にしてわかったこと
まずは、我が家がリビングの照明を電球色にしてわかったことをご紹介します。
メリット. リラックス感がある
電球色には人を「ほっ」っとさせる効果があります。そのため、注文住宅や新築マンションのモデルルームは、電球色を使っているケースが多いです。
リッラクスできるおかげで、夜は「眠りにつきやすい」という点もメリットではないでしょうか。
メリット. 落ち着きのある雰囲気を楽しめる
リビングの照明を電球色ではなく「昼白色」や「昼光色」にした場合、夜になると人によっては「明るい」と感じ、違和感を覚えます。
その点、電球色は外が暗くなるほど温かみのあるオレンジ色が、よりいっそう落ち着きのある雰囲気を演出してくれます。
デメリット. 読書やメイクには向かない
そのため、電球色の室内でメイクをしたり、服を選んだりする時は見え方に違いが出てしまいます。
また、集中したい時には「昼光色」が一番なので、寝る前を除いて読書に電球色は向きません。
デメリット. 室内での撮影に向かない
わたしはInstagramに自宅の様子を投稿しているので、リビングがオレンジ色にみえてしまうのが嫌です。
暖色が強くなることで、リビングにある家具や雑貨も違った色に見えてしまうことから、部屋を撮影する場合は昼白色のほうが良いといえます。
リビングよりも洗面台で後悔!電球色をやめて昼白色にした経験あり
自宅を初めてリノベーションした際、我が家は洗面台の照明を電球色にしました。しかし、これは失敗!
数年後に再びリノベーションをしたのを機に電球色をやめて昼白色に変えています。
洗面台でメイクをするという方は、我が家のように失敗しないよう昼白色を選ぶことをおすすめします。
電球色で後悔しないか不安なときは調色・調光可能な照明を選ぶ
リビングに電球色を選んで後悔したくない方は、調色・調光可能な照明を選んでください。調色・調光可能なものを選んでおけば、複数ある照明の良いとこ取りができるからです。
リラックスしたい人は電球色、決められない人は調色・調光機能を選ぶとベスト
前述のとおり、電球色は「昼白色」「昼光色」に比べて、リラックス感があります。
そのため、電球色のデメリットが気になる場合は、調色・調光可能な照明を選んでおくのが無難です。
電球色にした場合は昼間に違和感、昼白色・昼光色にした場合は夜に違和感あり
リビングの照明は電球色もしくは昼白色のどちらかを採用するのが一般的です。
しかし、電球色は自然光が入る午前〜昼間にかけて違和感を覚えやすく、昼白色にした場合は夜になると違和感を覚えやすいです。
このため、リビングでの過ごし方や過ごす時間(昼と夜のどちらを重視するか)によって、照明を決めるのもポイントの一つだと思います。
知っておきたい!電球色(色調)の種類
LED照明の中で、代表的なのは「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類です。端的にまとめると「電球色」はリラックスしたい場所、「昼白色」は清潔感を保ちたい場所、「昼光色」は読み書きなど細かい作業をする場所に向いています。
電球の種類とそれぞれのメリット・デメリット
電球色
電球色は、オレンジのような暖色系の光です。
メリット・デメリット
- リラックス感がある
- 眠りにつきやすい
- 読書には向かない
- メイクに適さない
適した場所
- リビング、ダイニング、寝室
昼白色
昼白色は、自然光に近い光です。
メリット・デメリット
- 太陽に違い明るさのため、家の外と中での色の印象が少ない
- どのような部屋にもあわせやすい
- 電球色に比べると温かみが少ない
- リラックスしたい場所には向かない
適した場所
- 玄関、お風呂、洗面台
昼光色
昼光色は、青白い寒色系の光です。
メリット・デメリット
- 読書や細かい作業に向いている
- 脳を覚醒させる効果があり、集中力を持続させやすい
- はっきりと見えるため、目が疲れやすい
- リラックスしたい空間には向かない
適した場所
- 書斎、子供部屋
最近では「温白色」も人気あり
メリット・デメリット
- 暗すぎず明るすぎない
- 自然光に近く、いきいきとした雰囲気になる
- 器具の数がまだ少ない
近年は、落ち着きのある明るい光として「温白色(おんぱくしょく)」も人気です。
リビングを電球色にすると後悔する?わたしの体験談まとめ
正直なところ、リビングの照明は「電球色」と「昼白色」のどちらでも良いと思います。
しかしながら、それぞれで色味が異なるので、後悔したくない場合は前述のとおり調色・調光可能な照明を選ぶのが無難です。
もしくは、ご紹介した「温白色」を使ってみるのも良いのではないでしょうか。
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