この記事では「自宅にバイク置き場がない」と悩む方に向けて、候補となる5つの保管場所とそれぞれの注意点をご紹介します。
アパートやマンション、戸建てを問わず「バイクの置き場所がなくて困る」という方はぜひ参考にしてください。
自宅にバイク置き場がないときの保管場所の候補
まずは、自宅にバイク置き場がないときの対処法として、候補となる5つの保管場所をご紹介します。
1. バイク専用のレンタルコンテナ(バイクガレージ)
メリット・デメリット
- 雨風を避けられ、盗難の心配が少ない
- 24時間、出し入れ可能
- コストがかかる
- エリアによっては設置数が少ない
自宅にバイク置き場がない方は、はじめにバイク専用のコンテナを探してみてください。
バイク専用のラダーやヘルメットなどを置ける収納棚があるなど使い勝手が良いところも特徴といえます。
ただし、コストがかかる(月に約10,000〜15,000円前後)のが懸念点です。
2. 汎用コンテナ(屋外コンテナ・トランクルーム)
メリット・デメリット
- バイク専用コンテナに比べて設置数が多い
- 雨風を避けられ、盗難の心配が少ない
- コストがかかる
- コンテナによってはバイクを出し入れしにくい
バイク専用のコンテナに限らず、中には一般的なコンテナやトランクルームにもバイクを置けます。
汎用コンテナの多くには段差があるので、バイク用のラダーが必要な点や、コンテナ同士の距離が近いと取り回しできないこともあります。
3. 月極駐輪場
メリット・デメリット
- 利便性が良い
- 料金がリーズナブル
- 申込者が多く、なかなか空いていない
- いたずらや盗難に遭うリスクが高い
駅前などにある公営の駐輪場や、バイクが置ける駐輪場を探すのも一つの手です。
また、いたずらや盗難に遭うリスクも比較的高いといえます。
4. 月極駐車場
メリット・デメリット
- スペースが広い
- 自宅から近い場所で見つけやすい
- バイクの駐輪を禁止している場合がある
- いたずらや盗難に遭うリスクが高い
車用の月極駐車場を探してみる方法もあります。
しかしながら「バイクはNG」としている駐車場もあり、防犯面でもリスクが高い点には注意が必要です。
駐車場を探す場合は、事前にバイクを停めても良いか必ず確認してください。
5. 周辺のマンションにある駐輪場
メリット・デメリット
- 料金がお手頃
- 公共の駐輪場に比べ人の出入りが少ない
- 空きが少ない
- マンションの住人以外は借りられない場合も多い
自宅の近くに「あのマンションならバイクを置けるかもしれない」と心当たりのある方は、一度問い合わせしてみてください。
ただし、あくまで住人専用ですので「ダメ元で聞いてみる」くらいの心積もりでいてください。
実際にバイク専用コンテナを借りてみた感想
1. バイク専用のおかげで使いやすい
「汎用コンテナを借りれば問題ない」と思い、実際にレンタルしたところ「バイクが置けない」という事態に陥りました。
前述のとおり、汎用コンテナはバイクの出し入れに不向きな場合も多いです。
間口、段差についてはどこも出し入れを考慮した造りになっています。また、専用ラダーが置かれているため、女性でも楽に取り回しできます。
2. バイクコンテナが自宅から遠い場所にあると面倒
わたしがレンタルしているバイクコンテナは自宅から少し遠いです。
近くにあれば気軽に行き来できますが、遠くなるとバイクを取りに行くこと自体、面倒になることも……。
徒歩で行けない場合は「公共交通機関でアクセスできるか」、あるいは「車で行けるよう周囲にコインパーキングがあるか」をチェックしてください。
バイクコンテナを探すなら!
ここでは「バイク専用のコンテナを探してみたい」「自宅の近くにコンテナがあるか調べたい」という方に向け、おすすめのコンテナ会社をご紹介します。
1. ドッとあ〜るコンテナ
金額(目安) | エリア | スロープの有無 |
4,675円(税込)〜 | 関東、東海、九州 | あり |
ドッとあ〜るコンテナは、関東・東海・九州を中心にコンテナを展開しています。
中でも九州ではシェア1位を誇るため、福岡市や北九州市にお住まいの方はぜひ一度、検索してみてください。解約手数料がないのも魅力的です。
ドッとあ〜るコンテナでバイク置き場を探してみる
※金額はあくまで目安です。実際の利用料金はコンテナの種類や場所によって異なります
2. スペースプラス
金額(目安) | エリア | スロープの有無 |
7,700円(税込)〜 | 関東、中部、近畿 | 不明 |
スペースプラスは、関東・中部・近畿を中心にコンテナを展開しています。
屋内型・屋外型・バイク専用の3種類があり、トランクルームは2,520円〜利用可能です。初期費用が他社に比べ安い点も特徴の一つといえます。
スペースプラスでバイク置き場を探してみる
バイクコンテナを探すときの注意点
注意点
- バイクの大きさプラスアルファのコンテナを選ぶ
- 通路幅、入り口の段差、ラダーの有無を確認する
ここからは、バイクの保管場所として探す方が多い「コンテナ」に注目し、注意点をご紹介します。
注意点. バイクの大きさプラスアルファのコンテナを選ぶ
コンテナサイズを選ぶ際の指標
- コンテナの幅:バイクの全幅+30cm以上
- コンテナの全長:バイクの全長以上
- コンテナの全高:バイクの全高以上
コンテナの全高が多少低くても、バイクに跨った状態で入れればセーフです。
ワンポイントアドバイス
レンタルを検討する際は必ず内覧し、メジャーで内寸も測りましょう。
1.5帖タイプのサイズ目安
全幅 | 全長 | 全高 |
110 | 210 | 220 |
※サイズはcm|全て外寸
2帖タイプのサイズ目安
全幅 | 全長 | 全高 |
140 | 210 | 220 |
2.5帖タイプのサイズ目安
全幅 | 全長 | 全高 |
180 | 230 | 220 |
注意点. 通路幅・入り口の段差・ラダーの有無を確認する
バイクを置きたい方にとって、一番最適なのはバイクコンテナです。
「自宅近くにバイクコンテナがない」という方は案外多く「汎用コンテナをレンタルするしかない」という人も少なくありません。
汎用コンテナはバイクの出し入れに苦労する場合がある
バイク保管が可能な場合もありますが、以下のような理由でバイク保管が難しいケースも少なくありません。
- コンテナ前の通路幅が狭い
- コンテナ入口の段差が高い場合がある
- 出し入れに必要なラダーレールがない
そのため、バイクの保管に汎用コンテナを検討する方は、バイクが問題なく置けるかどうかを必ず事前にチェックしてください。
バイクの排気量が大きくなればなるほど、これらは非常に大きな問題となり得ます。
マンションにバイク専用の駐輪場を作る方法もある
メリット・デメリット
- 集合住宅によっては雨風を避けられる
- 24時間、出し入れできる
- 管理規約を変更する必要があり、手間がかかる
- 住民の許可が必要
分譲マンションに住んでいても「駐輪場があるのにバイクを停められない」という方が居ます。
そのようなときは思い切って、バイクを停められるようマンションの管理組合に掛け合ってみてはいかがでしょうか。
賃貸であれば、まずはオーナーさんに交渉してみてください。
また、分譲マンションには必ず「管理規約」があり、車やバイクに関する規約が書かれています。
従来のルールを変更するには住民の3/4の決議が必要かつ、手続きには手間もかかりますが、これにより問題解決できる場合もあります。
バイクの置き場所がない!まとめ
バイクの保管場所を探すときは、車種やエリアによって探すのに苦労する場合もあります。
多少の手間はかかりますが、あなたの大切な愛車のために、後悔しないようじっくり検討してください。
また、少しでも早く見つけたいときは、ご紹介したコンテナ会社からリサーチしてみることをおすすめします。
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