2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションをした我が家の内装は「インダストリアル」を意識しましたが、後述する「男前インテリア」ではありません……。
インダストリアルと男前インテリアは似て非なるものであり、一緒にして欲しくはないのです!この微妙なニュアンス、伝わるでしょうか?
インダストリアルとは「工業的」「産業的」という意味
今や住宅だけでなく、カフェなどの店舗などでも見かける「インダストリアル」というスタイルは、本来「工業的」「産業的」という意味です。
「カフェ風」「ブルックリン風」「男前風」ともいわれますが、定義はそれぞれで異なります。
インテリアにおけるインダストリアルの特徴
ポイント
- 見た目の美しさを重視するデザインとは異なる
- 機能性や実用性を重視するスタイル
- スタイルの中に表れる無機質さや荒々しさが魅力
インダストリアルは「計算された美しさ」というよりも、素材が生み出す風合いや経年変化によって表れる味が持ち味です。
インダストリアルと男前インテリアは似て非なるもの
「男前インテリア」という言葉は、RoomClip(ルームクリップ)から生まれました。
中古マンションを購入し、フルリノベーションをした我が家はインダストリアルを意識しましたが、男前インテリアではありません。
男前インテリアと一括りにされてしまうのは、正直イヤです!
男前インテリアは一歩間違えると安見えしがち
男前インテリアは一歩間違えると、安見えしがちです。例えば、100均アイテムが多い、アルファベットのリメイクシートを多用しているなどがこれにあたります。
安見えするインテリアの特徴
特徴
- 100均を多用したリメイクが多い
- アルファベットを乱用している
- リメイクシートやフェイクが多い
これらの特徴は、男前インテリアに限らず「北欧風インテリア」や「韓国インテリア」についても同様です。
安いものを使うのが直接の原因ということもありますが、素材が持つ質感や本物にしかない風合いを無視することも「安見え」する理由だと思います。
安見えする男前インテリアに共通すること
安見えしてしまう部屋には、「一様にごちゃごちゃしている」という共通点もあります。前述した100均アイテムがNGといいたいのではなく、やり過ぎや多用がチープ感の原因だということ!
DIYとの相性が良いのもインダストリアルインテリアの特徴ですが、作り込み過ぎるのは、やはり不自然です。
フェイクが多過ぎる
家具や小物に「フェイク」を採用するのはともかく、部屋の内装となると事情は違います。
このバランスを間違えると、安っぽい部屋に見えてしまいます。
ダサいのはインダストリアルではなく男前インテリア
「作為的でないのにスタイルを感じる」というのがインダストリアルの良さです。
しかしながら、それをいわゆる日本的解釈の「男前インテリア」と同じにされたくはありません。
「言い方の違い」でしかないのかもしれないですが、この違いを分かってくださる方がいらっしゃるはず……!
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