「メキシコに行きたい」「メキシコについて知りたい」と思うとき、頼りになるのがガイドブックなどの本ですよね。
そこでこの記事では、わたしが実際に「参考になった」と感じた、メキシコに関するおすすめ本をご紹介します。メキシコに初めて行く方や、メキシコに興味をお持ちの方は、せひ参考にしてください。
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ガイドブックには載っていないローカルなお店や、現地のリアルな様子を更新していますので、こちらもぜひ参考にしてください♪
【ガイドブック】メキシコを知れる本
まずは、旅に必須のガイドブックから見ていきましょう!
地球の歩き方 メキシコ 2019~2020
こんな人におすすめ
- メキシコに行ったことがない人
- メキシコの基本情報を知りたい人
- メキシコの主要エリアについて流し見したい人
※2024年6月現在もこちらが最新版となります
メキシコに関する基本情報はもちろん、メキシコならではのフォトジェニックなスポットや、映画「リメンバー・ミー」で注目を集めた町「グアナファト」の歩き方などが掲載されています。
他のガイドブックと併用しながら、行きたいエリアやショップを選定していくと、より計画が立てやすいです。
POPEYE(ポパイ) 2019年 8月号 [メキシコが呼んでいる! ]
こんな人におすすめ
- メキシコシティとオアハカについて深掘りしたい人
- 話題のスポットを知りたい人
- 初めてメキシコに行く人
メキシコに行くのが初めての方には、POPEYE(ポパイ)もおすすめです。発売されたのが2019年7月なので、最新情報ではないものの「メキシコの何が魅力なのか?」を深く知れる内容となっています。
TRANSIT 60号 メキシコ マジカルな旅をしよう!
こんな人におすすめ
- メキシコについて知りたい人
- 読みものが好きな人
- 初めてメキシコに行く人
TRANSIT(トランジット)は、前述した「地球の歩き方」や「ポパイ」に比べると、読みもの中心の内容となっています。
個人的には「モーレに恋して!」「かたちのない民藝を求めて」「飾って、祈って、食べて、祝って!」のページが好きです。
【アート・建築・フィクション】メキシコを知れる本
続いて、メキシコのアートや建築に関するおすすめ本をご紹介します。
フリーダ・カーロ 引き裂かれた自画像
こんな人におすすめ
- フリーダ・カーロについて知りたい人
- フリーダ・カーロの作品を見てみたい人
- 「フリーダ・カーロ博物館」に行く予定の人
「フリーダ・カーロ」は、メキシコを代表する女流画家です。彼女の作品はもちろんのこと、壮絶な人生を送った人物としても有名で、メキシコでは今でもフリーダ・カーロのグッズが、あちこちで売られています。
フリーダ・カーロを通じてメキシコを知れる一冊であり、「フリーダ・カーロ博物館」に行ってみたいとお考えの方には、ぜひお読みいただきたい本です。
マジカル・ラテンアメリカ・ツアー
こんな人におすすめ
- ラテンアメリカに興味がある人
- 中南米に行く予定の人
- 旅行気分を味わいたい人
こちらは、メキシコ在住の撮影コーディネーター「嘉山正太」さんによる著書です。全てノンフィクションなのでリアリティがあり、メキシコをはじめ中南米全体について知れる本となっています。
ラテンアメリカの陽気さと、中南米が抱える社会問題の両面に触れているため、笑いと涙で最後は「第二弾が読みたい」と思える本でした。
メキシコホテル ペンション・アミーゴの旅人たち
こんな人におすすめ
- ペンション・アミーゴに泊まってみたい人
- バックパッカーに興味がある人
- 自分探しの旅に出たい人
「ペンション・アミーゴ」は、メキシコシティに実在するホステルです。著者の大倉直さんが、ペンション・アミーゴで出会ったさまざまな人たちとの実話を、優しく暖かく書いています。
ホステルだからこそ起こりうる、出会いと別れのストーリーが実に面白い本です。
※この本は1996年に発行された「メキシコホテル」に、あらたに「アミーゴたちの現在地2022」を追加した増補版です
ルイス・バラガンの家
こんな人におすすめ
- 「ルイス・バラガン邸と仕事場」に行く予定の人
- 建築やアートが好きな人
- メキシコらしい建築を見てみたい人
ルイス・バラガンは、メキシコを代表する建築家です。
メキシコシティにある「ルイス・バラガン邸と仕事場」は世界遺産となっていて、メキシコらしい独特の色使いや光を取り入れた構成を見ることができます。ルイス・バラガンによる現代建築の世界をぜひ、お楽しみください。
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ほげらばり メキシコ旅行記
こんな人におすすめ
- メキシコに初めて行く人
- メキシコのネガティブな側面を知りたい人
- 笑える旅行記を読んでみたい人
こちらは、女優の「小林 聡美」さんが、ご自身のメキシコ旅行に関して書いた本です。聡美さんらしさ満載の語り口で、思わず笑ってしまうところもあれば、旅のつらさも伝わってくる本でした。
共感できる部分も多く「旅は楽しいだけじゃない」と実感できます。心地よい笑いに、時間を忘れる本の一つです。
キューバでアミーゴ
こんな人におすすめ
- キューバに行く予定の人
- キューバに関心がある人
- ラテンアメリカについて知りたい人
「キューバでアミーゴ」は、厳しい経済状況や、社会主義とラテン文化の混合から生まれたキューバ独特の常識を知ることができ、非常に面白いです。
底抜けに明るいキューバの人と、著書のてるこさんとのやりとりからも元気をもらえます。メキシコは登場しませんが、中南米に興味がある方におすすめの一冊です。
列車はこの闇をぬけて
こんな人におすすめ
- 移民問題に関心がある人
- 中南米に興味がある人
- 中南米に関する児童書を探している人
「列車はこの闇をぬけて」は、4人の若者が貨物列車に乗って、アメリカを目指すストーリーです。著者が実際に現地で取材をし、それをもとに書いている本なので、実にリアルかつ読者を引き込む力があります。
飢えや寒さ、悪徳警官に身代金目あてのギャングなど、さまざまな苦難には胸が痛むものの、若者の希望や旅の途中で変化していく心境の様子など、非常に読み応えのある本です。
【小説】メキシコを知れる本
ここでは、メキシコを題材とした小説をご紹介します。数としてはまだ少ないため、今後も更新予定です。
あなたは、誰かの大切な人
こんな人におすすめ
- 小説が好きな人
- 原田マハが好きな人
- ほっこりとした気持ちになりたい人
「あなたは、誰かの大切な人」は、原田マハさんによる小説です。全6編からなる短編小説のうち、以下の2つにメキシコが登場します。
- 月夜のアボガド
- 皿の上の孤独
「月夜のアボガド」はメキシコ料理が恋しくなり、「皿の上の孤独」は前述したルイス・バラガンが出てきます。ぜひ、メキシコ行きの飛行機の中で読んでみてください。
【スペイン語編】メキシコを知れる本
最後に、メキシコ旅行に役立つスペイン語の本をご紹介します。
旅の指さし会話帳 メキシコ
こんな人におすすめ
- スペイン語を全く話せない人
- 数字や買いものする際の単語など、最低限のスペイン語を知りたい人
- 手軽に勉強できるスペイン語の本を探している人
「旅の指さし会話帳 メキシコ」は、イラストを中心に手書きされているのが特徴で、初心者でも分かりやすいです。スペイン語が全く話せなくても、これさえあればなんとかなります。
文法ではなく単語が中心になるものの、買いものや簡単な会話であれば、この本で事足ります。
メキシコに関するおすすめ本まとめ
「成功は段取り八分」という言葉があるように、メキシコ旅行はガイドブックや関連本を読むことで、何倍も楽しくなります。
「調べるのは面倒」「ガイドブックどおりの旅は嫌」と感じるかもしれないですが、情報を知っているのと知らないのとでは、まるで違います!
今はネットでもさまざまな情報を探せるので、ご紹介した本とあわせて、ぜひチェックしてみてください。
Vamos a México!
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