この記事では、洞爺湖でさまざまな作品を彫り続ける「後口(あとぐち)さん」をご紹します。
「コロポックルの木彫りが欲しい」「木彫りの作品をみてみたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
「洞爺湖」は北海道を代表する温泉観光地
洞爺湖は、札幌から高速道路を使って約2時間、約155kmの場所に位置する街です。
洞爺湖は映画「しあわせのパン」のロケ地
洞爺湖は2012年に公開された映画「しあわせのパン」のロケ地としても知られています。
映画の中に登場する素敵なカフェ「ゴーシュ」は実在するお店であり、洞爺湖に行かれる際はニセコ周辺とあわせて巡るのがおすすめです。
創作手彫熊「あとぐち民芸店」について
こちらが「あとぐち民芸店」の外観です。
カーブする道沿いに建ち、よくよく見ると変わった形をしています。
「あとぐち民芸店」の店内
旭川出身のあとぐちさんは、冬の間はお店を閉じ、地元で作品作りをされています。
コロポックルは「あとぐち」でしか買えない木彫り作品
こちらが、あとぐちさんによるオリジナルのコロポックルです。
わたしは、大小二つを連れて帰ってきました!
コロポックルとは
昔、アイヌコタンに幾日もの間、厳しい寒さが続き、アイヌコタンの人々は食べるものもなく飢えろ寒さのために大変困っていた時、どこからともなく現れ、毎日山の幸を運んでくれる者がおりました。
そのためにアイヌコタンの人々は飢え死にせずに済みました。
後に蕗(ふき)の下に住む小人のした事と分かり、アイヌコタンの人々はコロポックルと呼び、幸せの神様、願いの神様として祭るようになりました。(アイヌの伝説より)
木彫りといえば熊
本当は、熊の木彫りも連れて帰りたかったのですが、今回は完成品が少なく断念!
※目を入れず彫る職人さんも居ますが少数派のような気がします
洞爺湖といえば「ラムヤート」や「toita(トイタ)」もおすすめ
「ラムヤート」は石窯焼きのパン、「toita(トイタ)」は調味料のお店です。
toita(トイタ)は、ラムヤートの隣にあります。
ラムヤートは逆から読むとトーヤムラ(洞爺村)
ラムヤートは、北海道産の小麦や食材を使い、安心安全なパン作りをされています。
数種類のナッツとスパイスが絶妙な味で、一度食べたら癖になります!
形も味も実にユニークです。
コロッポクルは民芸品という名の木工アート
民芸品と聞くと「若い世代には馴染みのないもの」というイメージがありますが、手作りされる民芸品たちは、もはやアートです。
木彫り熊をはじめ職人さんは年々減る一方ですが、どうかのこの素晴らしい木彫りの魅力が、もっともっと広がることを願うばかりです。
後口(あとぐち)民芸店
北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉4
木彫り熊の発祥地「八雲」や、アイヌ民族彫刻家「藤戸竹喜」さんについても書いています。
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